今日は聖徳大学附属女子中高(松戸校)のオープンスクールでした。今年の松戸校の授業の課題は「キーホルダー作り」。
しかし、授業の肝の1つは、後期から授業で実施する『学校と社会を繋ぐ』というテーマ。元来の『学校にきてもらう』+『出かけていく』に加えて『ネットを介した繋がり』を積極的に活用してものづくりの現場との連携を深めること。
2つめはSTEAM教育。デジタルファブリケーションを活用して、加工の技術の優劣によらないアイデアの自由な活かし方を体験して、新しい技術を知る、だけではなく「こんなことも私はできるんだ」というワクワク感、ひいては自信をつけて、自己肯定感を育んで欲しいという願いがある。僕はそれが、STEAMの強力な効能として考えて取り組んでいる。
まだ、取り組み始めたばかりで、造形面ではいくらでも改良の余地はあるのが、『美術教育の目指すもの』について追究していく手を緩めずにいきたい。
とりあえず、作品がみんなの手元に届き、受講生とそのご家族が笑顔で帰っていってくれたことが嬉しく、ほっとしている。